「白拠の里」に暮らしていた珂月と白夜の幼馴染み。
群青色の瞳と、白銀と白に近い灰色が入り混じった髪（遠目にはほぼ白に見える）を持つホワイトタイガーの少女。

明るく活発な性格で、冒険心・好奇心も旺盛。
大人しい気質の珂月と白夜を弟のように可愛がりつつ引っ張っていた。
マイペースな行動が多いが、元来の明るさと愛嬌で相手を自分のペースに巻き込んでしまうちゃっかりした一面も。

家族構成は両親と、7歳年下の弟の明（あきら）の4人家族。
元々両親は男の子を待望していたため、
明が生まれて以来なんとなく両親に甘えづらくなり、
家族から一線引いた距離で接し、双子の元に遊びに行く事が多かった。

白拠が襲撃を受けた事件の夜、一度捕まった所を
珂月とともに逃げ出すが、珂月と二手に分かれた後逃げのびた先で一時は保護されたが、
心身共に衰弱しきっていたため、間もなくして力尽きてしまう。